2007年 04月 03日
ヨコハマの誇り
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先週発売されたスポーツ雑誌Numberに中澤の記事が掲載されていた。
そこには一度は代表引退を仄めかしながら、前言を撤回し自身のプライドを捨てて復帰を決意した苦悩が綴られていた。
曰く、
彼の最大の夢であったW杯出場に向け03年のアジア予選から全力で駆け抜けてきた。
その次期はマリノスでもJリーグと平行してアジアの過酷な戦いを続けていた。
彼の体はボロボロだった。
そして、あのブラジル戦の惨敗を受けて彼は燃え尽きてしまった。
これが、彼がW杯の一年前から決意していた「引退」の真相らしい。
そんな彼が、再び代表に復帰する事を決意したのは、紛れも無くヨコハマの為である。
06年の低迷、その後オフに行われたベテランの大量解雇。そして、えふしーのJ1昇格。
彼からすると、代表から戻ってきてクラブに専念するはずが、あまりにもネガティブな状況が渦巻いていたのだろう。彼ほどの実力者であれば、クラブを捨てて他所へ、または海外へ移籍することを選択してもなんら不思議ではない状況だっただろう。
それでも、彼はそうはしなかった。
ヨコハマの為にオズマリノスになった。
そして、ヨコハマの為に代表に復帰した。
生え抜きではないけれどこのクラブに対する「愛」は非常に強い。
一度でも練習場に足を運んだことのある人なら分かると思うが、彼はどの選手よりも時間をかけてサインや写真撮影に丁寧に応じている。夢を売る商売であるプロスポーツ選手の模範的な存在である。
そんな彼だからこそのオズマリノスであり、代表復帰であるのだろうが、俺自身感じるのはクラブの営業面や観客動員面に危機感を持ちながらプレイさせてしまっている現状を憂う気持ちが正直強い。
彼が感じる危機感程にクラブが危機感を感じているとは思えない。
クラブに頼っていても始まらない。もっとサポーターにできる事はないだろうか。
そんなことを考えさせられた記事だった。
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エープリールフール恒例のnarilogベストイレブンに今年も選出されました!!
この話題に関しては今度ゆっくりとハマトラSNSにでも書きたいと思います。
そこには一度は代表引退を仄めかしながら、前言を撤回し自身のプライドを捨てて復帰を決意した苦悩が綴られていた。
曰く、
彼の最大の夢であったW杯出場に向け03年のアジア予選から全力で駆け抜けてきた。
その次期はマリノスでもJリーグと平行してアジアの過酷な戦いを続けていた。
彼の体はボロボロだった。
そして、あのブラジル戦の惨敗を受けて彼は燃え尽きてしまった。
これが、彼がW杯の一年前から決意していた「引退」の真相らしい。
そんな彼が、再び代表に復帰する事を決意したのは、紛れも無くヨコハマの為である。
06年の低迷、その後オフに行われたベテランの大量解雇。そして、えふしーのJ1昇格。
彼からすると、代表から戻ってきてクラブに専念するはずが、あまりにもネガティブな状況が渦巻いていたのだろう。彼ほどの実力者であれば、クラブを捨てて他所へ、または海外へ移籍することを選択してもなんら不思議ではない状況だっただろう。
それでも、彼はそうはしなかった。
ヨコハマの為にオズマリノスになった。
そして、ヨコハマの為に代表に復帰した。
生え抜きではないけれどこのクラブに対する「愛」は非常に強い。
一度でも練習場に足を運んだことのある人なら分かると思うが、彼はどの選手よりも時間をかけてサインや写真撮影に丁寧に応じている。夢を売る商売であるプロスポーツ選手の模範的な存在である。
そんな彼だからこそのオズマリノスであり、代表復帰であるのだろうが、俺自身感じるのはクラブの営業面や観客動員面に危機感を持ちながらプレイさせてしまっている現状を憂う気持ちが正直強い。
彼が感じる危機感程にクラブが危機感を感じているとは思えない。
クラブに頼っていても始まらない。もっとサポーターにできる事はないだろうか。
そんなことを考えさせられた記事だった。
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by tricoparasol
| 2007-04-03 00:22
| マリノス