2007年 03月 08日
偽りの市民クラブ
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1999年 横浜マリノスが横浜フリューゲルスを吸収合併するかたちで、その短いクラブ史を閉じた。
そのフリエサポーターが中心になって出来たクラブが横浜FC<以下、エフシー(笑)>である。
このクラブの生い立ちや背景からよくこのクラブのことを「市民クラブ」などと呼ぶ輩がいるが、それは大きな間違いである。
それは、発足当初から決して「市民クラブ」などではなかった。
当初クラブ発足(存続)に関わったのはフリエサポーターであり、横浜市民の存続への機運がそうさせたのではなく、一部の、本当に一部のコアなサポーターの活動に依るところが大きい。
その後、サポーターが作った組織「ソシオ」とクラブは衝突を繰り返し、やがてその争いは法廷にまで持ち込まれた事はあまりしられていない。
結局のところ「市民クラブ」を騙ってはいたものの、その実、横浜市民の無関心をよそにフリエサポーターが横浜市民の名を借りた暴挙が続けられていた。
結局ソシオは解体され、クラブ独自の運営が続けられるも、予算が貧しくJ2の下位を低迷。
そして一昨年より「東京」に本社を置く(株)フィートエンターテイメントがクラブの株式の50%以上を取得し文字通り筆頭株主になっている。この事実だけとっても、決してエフシー(笑)は「市民クラブ」で無いことが分かるだろう。
そして、この「東京」に本社を置く(株)フィートエンターテイメントなる会社の正体は、サッカースクールなどを行っている企業。エフシー(笑)を買収したのも地域密着の理念からなどでなく、自らのビジネスの為である。
その証拠に彼らの関連企業(株)レオックは数年前にヴェルディーのスポンサーにもなっている。支援するのはJリーグのクラブであればどこでも良かった事が分かる。
そして、社長である小野寺氏は神戸会長の三木谷氏とも交流があり、高額年俸のカズを売り捌きたい神戸と、ビジネスとして客寄せの為の知名度が欲しい小野寺氏との思惑が一致してカズがエフシー(笑)に移籍している。
我が横浜F・マリノスも世界有数の大企業をバックに持つクラブであるので、企業からの後ろ盾そのものを否定するつもりはないし、エフシー(笑)もJ1に上がってきたのだから、彼らの「ビジネス」としての成果はあったのだろうが、現在の彼らの状況をもって「市民クラブ」などと呼ぶのは本末転倒も甚だしい。
横浜市民は騙されてはいけない。
横浜で生まれ、数年後に本社をMM21に移転し、横浜国際総合競技上のネーミングライツを取得する事により市の財政を支援している、横浜市民の誇りである世界的大企業「日産自動車」がスポンサードしている横浜F・マリノスこそ横浜市民の為の「市民クラブ」そのものなのである。
フリューゲルス消滅を美談にし、嘘で塗り固められた偽りの「市民クラブ」エフシー(笑)との対戦まであと2日。
そのフリエサポーターが中心になって出来たクラブが横浜FC<以下、エフシー(笑)>である。
このクラブの生い立ちや背景からよくこのクラブのことを「市民クラブ」などと呼ぶ輩がいるが、それは大きな間違いである。
それは、発足当初から決して「市民クラブ」などではなかった。
当初クラブ発足(存続)に関わったのはフリエサポーターであり、横浜市民の存続への機運がそうさせたのではなく、一部の、本当に一部のコアなサポーターの活動に依るところが大きい。
その後、サポーターが作った組織「ソシオ」とクラブは衝突を繰り返し、やがてその争いは法廷にまで持ち込まれた事はあまりしられていない。
結局のところ「市民クラブ」を騙ってはいたものの、その実、横浜市民の無関心をよそにフリエサポーターが横浜市民の名を借りた暴挙が続けられていた。
結局ソシオは解体され、クラブ独自の運営が続けられるも、予算が貧しくJ2の下位を低迷。
そして一昨年より「東京」に本社を置く(株)フィートエンターテイメントがクラブの株式の50%以上を取得し文字通り筆頭株主になっている。この事実だけとっても、決してエフシー(笑)は「市民クラブ」で無いことが分かるだろう。
そして、この「東京」に本社を置く(株)フィートエンターテイメントなる会社の正体は、サッカースクールなどを行っている企業。エフシー(笑)を買収したのも地域密着の理念からなどでなく、自らのビジネスの為である。
その証拠に彼らの関連企業(株)レオックは数年前にヴェルディーのスポンサーにもなっている。支援するのはJリーグのクラブであればどこでも良かった事が分かる。
そして、社長である小野寺氏は神戸会長の三木谷氏とも交流があり、高額年俸のカズを売り捌きたい神戸と、ビジネスとして客寄せの為の知名度が欲しい小野寺氏との思惑が一致してカズがエフシー(笑)に移籍している。
我が横浜F・マリノスも世界有数の大企業をバックに持つクラブであるので、企業からの後ろ盾そのものを否定するつもりはないし、エフシー(笑)もJ1に上がってきたのだから、彼らの「ビジネス」としての成果はあったのだろうが、現在の彼らの状況をもって「市民クラブ」などと呼ぶのは本末転倒も甚だしい。
横浜市民は騙されてはいけない。
横浜で生まれ、数年後に本社をMM21に移転し、横浜国際総合競技上のネーミングライツを取得する事により市の財政を支援している、横浜市民の誇りである世界的大企業「日産自動車」がスポンサードしている横浜F・マリノスこそ横浜市民の為の「市民クラブ」そのものなのである。
フリューゲルス消滅を美談にし、嘘で塗り固められた偽りの「市民クラブ」エフシー(笑)との対戦まであと2日。
by tricoparasol
| 2007-03-08 19:18
| マリノス